楽譜を読んで弾けない~!?

外の教室から移って来られる生徒さんによくあることで何年も習っているのに楽譜が読めず鉛筆で「ど、れ、み・・・」などと書いてある楽譜をよく見かけます

「〇ちゃん、これ誰が書いたの?」

「前に習っていたピアノの先生!いつも読めないから書いてくれる」

「書かないときは、先生がドレミで歌ってくれるから弾ける」

「えっ!それじゃ〇ちゃんは、自分で楽譜見て弾くことは習っていないの?」

「うん、私の譜読みが遅いから・・・」

ガァーン!( ̄□ ̄;)!!

ちょっと待って!

そんなのピアノが弾けたことにならないよ!

それってひらがながわからないでオウム返しに本を読んでるのと同じことなんです

これじゃ知っている曲しか弾けませんしピアノをやめた時点でこの生徒さんには何も残らないということになってしまいます

そういうピアノの先生がいることに私は、ショックを受けました

確かに譜読みを出来るように指導するのは簡単ではありません

言い換えれば簡単にスイスイ読める子もいればそうでない子もいるのです

読めない子には、それなりのレッスンをしないといつまでたっても読めません

小手先ばかりのその日のレッスンで弾けたかどうかではなく根本的な事に目を向けないとその子の一生を左右することにもなりかねないのです

教室の生徒OBが近くの保育園で先生をしていますがピアノが先生の中で一番上手だといううわさをよく聞きます

指導者としては、ホントにうれしくて「がんばって教えた甲斐があるわ」と思います

一度身についたピアノの基礎は、一生その子のものです!

誰にも持って行かれることはありません

生徒さんが将来、「あの時ホントにピアノ習っていて良かったな~」と思ってもらえる時が指導者のゴールだと思います




いまさかピアノ教室 | 滋賀県草津市(南草津)のピアノ教室

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