ピアノの先生に必要なものは何か?

先日、ピアノを指導する先生たちのzoomセミナーを
開催させて頂きました。



20代から60代の大変熱心な先生たちで、
ピアノ教育を愛し、生徒さんを大切にする熱い心に
大変感動しました。



先生たちから、いろんな質問やお悩みが
いっぱい出ました。



楽譜が読めない。


練習をしてこない。


教室で寝てしまう。


1つずつ丁寧にお答えさせていただきました。


いろんなお悩みを聞いて
よくわかった事。


先生たちに足りないものは、
生徒を一生懸命を教えることばかりに気をとられて
生徒を成長させることにつながっていないのです。



例えば、過保護なお母さんで、
何でも子供にやってあげると
子供は自分で何もできない子になってしまいます。



今は、夏休みの自由課題も、親がやったり、
自分の子の作品を立派にするために
外注したりするそうです(笑)



ピアノの先生も自分が教えることばかりに気をとられて
生徒さん自身に考えさせ自立させることが抜けている。



ピアノを弾くと言う事は
付け焼き刃では、出来ません。



どんなに譜読みが遅くなっても、
どんなに理解力が遅くとも
自分の頭で考えるところにもっていくのが
指導者だと考えています。



ライオンのお母さんは、我が子に狩の仕方を教えます。
餌を与えているだけでは、母親のもとから離れたときに
子ライオンは、生きていけません。


毎日毎日の積み重ねが
自分で弾けることにつながっています。



ほんとに「ローマは1日にしてならず」です。


うちの生徒さんが小学校高学年くらいになると
自分で楽譜を読んで、自分で弾く能力が備わっています。



先生の仕事は、その後の細かい作業や
楽譜に書いていないことを教えることに集中できるので、
仕上がりが早いのです。



ピアノの先生はお母さんではなく、
ピアノ指導のプロでなければならないと思います。





教室のYouTubeチャンネルお役にたっています(^。^)

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