お月謝についての考え

ピアノ教室を長く続けていると、さまざまなご家庭と出会います。

その中で、多くのお父さまは、

「自分は子どもの頃に習い事ができなかったから、子どもには経験させてあげたい」

そんな温かい思いを持ってくださっています。

実際、発表会で我が子の演奏を見て涙ぐまれるお父さまも少なくありません。

「こんなに成長していたんですね」

そう言ってくださる瞬間は、私たち講師にとっても本当に嬉しい時間です。

しかし一方で、少数ですが、

月謝には敏感

振替には厳しい

練習は家庭任せ

でも成果は早く求める

そんなケースに出会うこともあります。

もちろん、どのご家庭にも事情があります。

教育費、物価、将来への不安…。

子育てには本当にたくさんのお金がかかります。

だからこそ私は、「習い事=月謝が必要」と感じる気持ち自体を

否定したいわけではありません。

ただ、少しだけ知っていただきたいことがあります。

ピアノレッスンは、実は「30分だけ」の仕事ではありません。

生徒さん一人ひとりに合わせて、

教材を考え

指導法を変え

練習方法を工夫し

モチベーションを支え

発表会を準備し

時には心のケアまで行っています

レッスン時間の外側にも、たくさんの準備と想いがあります。

そして何より、ピアノは「すぐ結果が出る習い事」ではありません。

続ける中で、

集中力

継続力

自己肯定感

表現力

人前でやり切る力

こうした“人生の土台”が育っていきます。

私はこれまで6000人以上の生徒さんと関わってきました。

その中で強く感じるのは、

「長く続けた子ほど、音楽以外の力も伸びている」

ということです。

そして、ここはとても大切なことですが、

子どもは、難しくなると必ず一度は「やりたくない」に出会います。

それはピアノに限らず、勉強もスポーツも同じです。

そこで、

「嫌がるから辞めます」

「練習したがらないので向いていません」

とすぐ手放してしまうと、

子どもは

“頑張る前に辞める癖”

を覚えてしまうことがあります。

私は、泣きながらレッスンに来ていた子が、数年後にステージで堂々と演奏する姿を何度も見てきました。

才能があったからではありません。

「すぐ辞めなかった」

ただ、それだけです。

今の時代、嫌ならすぐ辞められる環境はたくさんあります。

でも、“乗り越える経験”は、誰かが支えなければ手に入りません。

だからこそ教室としても、

「ただ楽しく通う場所」

だけではなく、

「小さな壁を一緒に越える場所」

でありたいと思っています。

価値観が合うご家庭と、長く温かい関係を築きながら、

これからも子どもたちの成長を支えていきたいと思っています。

いまさかピアノ教室 | 滋賀県草津市(南草津)のピアノ教室

滋賀県草津市でピアノを習うならいまさかピアノ教室。幼児から大人まで多数の生徒が所属。丁寧なレッスンで初心者でも安心して取り組んでいただけます。

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