うちの教室にはいろんなタイプの子がいます。
能力が高くてどんどんやれる子
教えたことに素直に反応して吸収していく子
また反対に
学習・運動能力があまり高くなく、
理解するまで長くかかるお子さんもいます。
私は全て個人レッスンでピアノを教えていますので、
頭の中に全てその子のカルテが入っています。
できる子には、ピアノの世界がもっと広がるように
いろんな方面からレッスンをするようにしています。
例えば、バッハなどは
頭の良い子は、とても好きなので
色鉛筆などを使ってどの声部を弾いているのか
はっきりわかるようにします。
私は、子どもに言語化するのが得意なので
理解できるように
「この曲は、4階建てのビルなので、
1階は赤、2階は黄色、3階は青、4回はピンクなどで
色分けしてみてね」
レッスンの時も
「今日は何階と何階弾ける?」など聞いています(^ ^)
また、なかなか理解が難しいお子さんのレッスンも
得意です。
その子の理解できない部分を
取り出していろんな方向から理解する方向に持っていきます。
例えば、ヘ音記号が理解できないお子さんには
(保護者様も理解出来ない方が多いみたいです)
「ヘ音記号マンションに住んでいる○○ちゃんが
います。
今日は、上の階に住んでいるお友達のところに遊びに行くよ。
この子の名前はソーちゃんです。」など(笑)
できない子は集中力も短いので、
最初に「今日は、ここまでできたら終わるから、
先生と一緒に頑張ろうね」と言っておきます。
子どもは、ゴールが見えないと怖くて
最初から落ち込んで
できる問題もできないんです(笑)
保護者にもしっかり連絡をさせていただき、
「今、この理解で苦しんでいます。
他のところはやらなくてもここをしなくては
先に行くことはできません。
なので、この問題だけを
徹底的にさせていただきます」
保護者もご理解頂き
「先生、どうぞよろしくお願いします。
親の言う事は聞かないので、
先生に言っていただくと助かります」と
ご連絡いただきます。
どのお子さんにも
自分に自信を持っていただき、
自己肯定感を高めることが
これからのピアノレッスンに1番必要なことだと
思います。
ただその場で真似っこで弾けたらいいだけのレッスンは
何もその子の将来に役に立たないと思います。
大切なお子様を預かっているので、
その子の人生にピアノが良い役目をしてくれたらいいなと
常に考えています。
もう9月なのに暑いですね
0コメント